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激走750Km!新潟県 道の駅全部行く[おまけの4日目]

北陸「道の駅」スタンプラリー&クーポンラリーに突然参加してみる事にした。

スタンプラリーの期間は再来年3月までだが、なぜか3日で新潟県40駅のスタンプすべてを取ろうとした旅の記録だ。

 

無念にも取り逃してしまった3駅のスタンプを取りに行きます。

 

南蒲原郡エリア

38駅目 たがみ

佐渡から帰って翌日、8月2日。1日目に来られなかった道の駅たがみへやってきた。いい天気で、めちゃくちゃ暑い。

たがみは2020年の秋にできたばかりの新しい駅。来るのは初めてだ。

シンボルマークがかわいい

小さめの駅ではあるが、中には農産物や地元の店で作っている食品、かわいい雑貨などなどが並んでいる。おしゃれで明るいけれど、気取っていない雰囲気だ。

田上町の誇る激ウマ豚肉「たがみポーク」を目当てにしてきたのでまず生姜焼き用お肉のパックを取り、あとキッシュの端っこの切り落としが売っていておいしそうだったので、帰ったらワインのおともに…とそれも手に取った。今日はこのためにクーラーバッグを持ってきたのだ。抜かりはない。

レジに向かおうとしたら、隅のほうになぜか古本コーナーがあるのが見えた。それほど数は置いていないけれど、道の駅に古本とはめずらしい。小林カツ代さんの「食の思想」を一緒に買った(めちゃくちゃいい本でした)。

 

昼には少し早い時間だったが、なんだか猛烈におなかが空いてきたので、併設の食堂「たがみ食堂 おひるとおやつ」で昼食をいただくことにした。

店名も店の中もかわいいので、正直「どーせ映え映え系のオシャレ飯なんじゃないの~~?」というナメくさった態度で見に行ったのだが、メニューはラーメン、そば、ご飯ものという感じのラインナップだったので意表を突かれた。
それではと食券を買って、たれカツ丼を頼んだ。甘じょっぱいタレ味のカツが3枚乗ったカツ丼は、見た目よりもご飯が入っていてボリュームがある。お味噌汁もおいしく、おなかいっぱいになった。

たれカツ丼(620円)たがみポークを使用していて美味

 

戦利品の入ったクーラーバッグを後部座席に収め、403号線を三条方面に進む。

 

39駅目 庭園の郷 保内

2021年4月にリニューアルしたばかりの駅で、ここも来るのは初めてだ。

駐車場に入ろうとしたところで気づいたのだが、表に看板が出ていた。

「休館日」。

え!うそ!!とショックを受けていると、正面の自動ドアが開いて、人が出てくるのが見えた。正面玄関が開いてはいるようだ!ダメ元で中に入ることにした。

そんなあ

ダメ元のつもりだったが、入るとすぐのところにスタンプが置いてあったので無事に押すことができた。よかったー。
お手洗いは休館日でも使用できるようで、先ほど出てきた人もおそらくだがお手洗いを借りに寄ったのだろう。助かりました。

普段は駅名の通り庭園が見られるそうだが、この日はそちらも閉まっていたのですごすごと退散する。

 

403号から212号線に入り、中小企業大学校入口で左折して289号線へ進む。五十嵐川に沿って下田村へ向かう。

いよいよラストだ!

40駅目 漢学の里 しただ

いよいよラスト、40駅目だ。

中は素朴な雰囲気の農産物特売所になっている。野菜をひと通り見て回って、スタンプを押し、外に出た。向かいにある建物が気になったので、見に行ってみた。

諸橋轍次記念館とある

入口の標識にも書いてあったが、こちらは「諸橋轍次記念館」。

不勉強で存じ上げなかったのだが、諸橋轍次(もろはし・てつじ)氏とは下田村出身の漢学者・漢字学者で、漢和辞典の最高峰である『大漢和辞典』の代表編纂者なのだそうだ。すごっ。

漢学に明るくないので中には入らなかったが、今これを書きながら写真を見ていたら、記念館の裏に庭園があることに今更気がついた。そちらだけでも覗いてくれば楽しかったかもしれない。また機会があれば……と思うが、なかなか行く機会のないところでもあるので、少し惜しかったなと思っている。

 

時間があったので、289号線をもう少し先まで足を延ばした。

下田村の景勝・八木ヶ鼻 ちょっと天気が悪くなってきてしまった

日帰り温泉施設『いい湯らてい』の駐車場から撮った。この日は入らなかったが、露天風呂から八木ヶ鼻を一望できて、お湯もいい。おすすめの温泉だ(結構遠いので最近は全然来ていないが…)

最後に、燕三条駅方面へ引き返して、2日目早朝に取り損ねた燕三条地場産センターのスタンプを押した。

 

さいごに

これにて「新潟県 道の駅全部行く」の旅は本当に終了だ。激走750kmというサブタイトルをつけたが、おそらくはもう少し走っている。

日程的にはちょっとこま切れになってしまった(最初は佐渡まで3日でたどり着けるんじゃないかと思っていたのだ)が、感慨深い。

 

ただ、このスタンプ帳にはまだ続きがある。新潟県は終了したが、富山16駅、石川26駅をすべて埋めなければ「完走」扱いにはならない、なかなかに厳しいラリーなのだ。

富山・石川の道の駅に挑むときが来たら、またブログに記録できればと思う。

 

お読みいただき、ありがとうございました。